株式会社西武プロパティーズ様

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新人と職場の距離を劇的に縮める

株式会社西武プロパティーズ様

課題・要望

  • お客様の前に出るビジネスのため、言葉遣いや立ち居振る舞い基本的なビジネスマナーなどは必須
  • 自社でやると「なぜそれをやるのか」という部分が弱くなってしまうため外部にお願いしたい
  • また、新人に対して「自分でもっと考えた上で動いてほしい」という声が現場から上がってきている
  • 自分から「こういうことがやりたい」という意欲的な積極性もほしい
  • 新人に必要な要素をコンセプトをもって網羅的にやりたい
  • 講師にはなるべく個々に関わってほしい

ビヨンドからの提案

『新入社員研修 ロケットスタート』
『新入社員フォロー研修 アクセラレイト』

  • 新人育成のコンセプトとして、活躍する新人の『加速成長3原則』を中心に据えた研修を行う
  • その中で、自分で考え動くための前提となる「判断基準」のインストールを行う
  • インストールの過程で、失敗を奨励することで積極的に行動することで成長につながる体験をしてもらうことを運用のポイントとする
  • また、導入研修中に人事からもそのコンセプトを意識して声がけをしていただくことで、研修効果を職場につなぐ
  • 加えて、半年後にフォロープログラムを実施することで、『加速成長3原則』をリマインドするとともに、個々に応じた成長課題を明確にしてさらなる活躍を支援する

成果・効果

  • 仕事中に『加速成長3原則』の観点に照らして「ご出店者さまからの要望に対して、当社として応えられることはないのだろうか」と考えられるようになった
  • ビジネスマナーの基礎が身に着いた
  • 同期から刺激を受け、さらなる仕事への意欲につながった
  • 新人と職場で意思疎通のレベルが深くなり距離が縮まった

研修受講者インタビュー

上司に質問する際の「躊躇する気持ち」が無くなった!

川上 鮎水様

※部署・役職はインタビュー当時のものです

『新入社員フォロー研修 アクセラレイト!』は、「自分の想像では及ばないことを考える」機会を提供してくれた
インタビュアー

川上さん、こんにちは。2ヶ月ぶりですね。職場でお会いするとすごく頼もしい社会人に見えます。
さて今日は、受講していただいた『新入社員フォロー研修 アクセラレイト!』の感想を聞かせてください。
ちょっと変わった研修だったと思いますが。(笑)

そうですね。自分の内面とすごく向き合う機会だったと思います。
就活でも自己分析はありましたが、就活では自分で自分のことを考える機会でしかなかったので大きく違いますね。
今回のように同期から自己分析を手伝ってもらう機会は人生の中でなかったので、ありがたかったです。
深掘りが多く、自分ではそこまで考えないのでよい機会になりました。

同期が指摘してくれたことについては、言われたらそうだなということが多かったです。
「マイペースだよね」や「ストレスを感じずに切り替えがすごいよね」といった内容でした。

川上さま

またサポーターの仁藤さんから「川上さんは構造的な考え方をするね」と言われたことがすごく腑に落ちました。
職場でも、例えば指示を受けるときに、同期はいろいろな点をすぐに先輩に質問をしていて、私にはそれはできないなと思っていましたが、自分は比較的じっくり考えて構造的に整理をしてから質問をしていたなと。質問する際に少し時間がかかることが気になっていましたが、それはそれで自分の特徴なんだと安心することができました。

他にも、職場からの手紙は自分の想像では及ばなかったところがあり、刺激になりました。
上司から「日常の些細なことでも、なぜそうなのかという関心をもたないと、今後後輩ができたときに仕事の背景を説明できなくて、信頼をなくしてしまうよ」とメッセージをもらい、よかったです。

川上さま
インタビュアー

一方で、同期からは結構ポジティブなコメントが多かったですよね。

そうですね。自分の弱いところをたくさん見つけたいと思ったのですが、同期からは「いつもニコニコして元気だよね」というようなポジティブなコメントが多かったですね。 もちろん弱い自分もいますが、周りから見てそうなら今の自分に自信をもってもいいのかなと思えました。

川上さま

「心の声」を掘り下げ、自分の根っこに近づく

インタビュアー

なるほど。研修の中では自分の内面の「心の声」まで掘り下げてもらいましたが、そこでは何か気づきはありましたか。

はい。「多くの失敗はしたくない」「できる新人でありたい」という気持ちが自分の中にあるんだなと気づきました。
またそれは他の同期のA君と同じ部分があるなとも思いました。

他に強烈だったのが、研修に参加していた同じ職場の同期から「川上さんってイベントのときにみんなでポスターを貼りましょうと始業前にメールが来ていたとき、それに全然気づかずに職場で自分の仕事を開始しようとしていたよね。そして、手伝ってと言われるまで気づかなかったことがあったよね」と言われたことですね。
自分はいい意味でオンオフの切り替えがはっきりしていてそれがいいとは思っていましたが、何かイレギュラーが発生したり全員で協力をしなければいけないイベントの際に、「何か自分がお手伝いをできることはないか」という周りへの配慮が足りていないのかなとも思いました。

川上さま
インタビュアー

それは直接聞けてよかったですよね。
川上さんがおっしゃった「自己分析」。この研修では「己を知る」という2日間に渡って行うメインの時間ですが、その他に覚えていることはありますか。

入社してからの半年の経験を共有し、同期から刺激を受ける

はい。入社してから半年を整理して振り返るのはよかったです。
整理したことによって何がよかったかと言うと、例えば整理した項目の一つで新店のテナントを決定するミーティングがありましたが、その際に上司が新人の意見を求めてくれて、それを取り入れてくれました。
そのときはそんなにすごいことだと思っていませんでしたが、入社して半年して改めて振り返ってみると、こんなに重要な場面で入社してまだ2ヶ月の新人に意見を求めてくださったんだと、しみてきました。
こういう上司についていきたいという気持ちが深まりました。

川上さま
インタビュアー

それはすごい気づきですね。でも整理することによってそこまで感じられるのは、川上さんがもつ「振り返り・意味づける力」だと思いますよ。人の振り返りを聞いて感じたことはありますか?

実は、事前に連絡を取る中で仕事で悩んでいる同期がいて心配していたのですが、聞いてみると今は担当業務をもって成果を出して自信をつけていて安心しました。
時系列に沿って聞くと、こうやって悩んでこうやって自信をつけていったのだなとよく理解できました。

また、別の事業所で似た業務をしている同期については気になりましたね。
どのタイミングで何をしているか、決裁の仕事を私よりもだいぶ早いタイミングで経験しているなとか。
私ははじめての決裁を取るとき、責任の重さに恐怖を感じていましたが、同期が「やるときは腹をくくってやる」といっていたので、私は情けないなと感じて刺激を受けました。

川上さま

職場での『成長支援ワークショップ』の実施で、上司への「圧倒的な遠慮」がなくなった

インタビュアー

研修の場で「この研修の2日間ではあくまでも研修が半分終わっただけ。職場に戻って上司面談と『成長支援ワークショップ』をやってようやく研修が終了する」とお伝えしましたが、上司面談やワークショップは職場で行いましたか?

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(※)『成長支援ワークショップ』
本研修では研修の終了後、職場で上司の進行のもと、自己分析と設定した目標や具体的なアクションプランを共有し、その上で「その新人の活躍をどう支援するか?」を職場全体で議論してもらう場の設定をお願いしています。
ワークショップの運営資料も無料でご提供しています。
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はい、もちろんです。上司面談は研修の報告に加え、ワークショップをどう運営するかという相談ですね。
ワークショップは上司の司会進行のもと、職場の8名全員が出席してくれました。時間は案内にあったとおり1時間も取ってくれました。

川上さま
インタビュアー

シフト勤務の忙しい職場で8人全員出席とはすごいですね。どのような場になりましたか?

はい。上司が司会進行をしてくれたのですが、「彼女の成長につながるので、どんどんコメントをぶつけてあげてね」と言ってくれました。
その場では、自分が立てた目標やアクションプランに対して「これがすべてだ。これができればパーフェクトだ」と言われ自信につながりました。周囲からの具体的な期待は普段の仕事の中だとここまでは分からないので、認めてもらえると安心しますよね。
また、自分が弱いと思っている成長課題については、上司や先輩たちからも「確かに不安に思っている部分があるよ」と言われました。具体的には「上司や先輩からの指示の正確な理解」ですね。
「今はいいけれど、今後大きな仕事を任されることになったときに、理解に些細な誤りがあると会社レベルの大きな問題になることもあるため、今のうちに癖をつけなさい」と言われました。

川上さま
インタビュアー

なるほど。川上さんはだからこそアクションプランとして「上司や周囲からの指示を正確に復唱する」こととしていましたよね。
あらためて、それを解決できなかった場合の怖さをワークショップの中で教えてもらったのですね。

はい。ただし職場の方たちからは「一回ですべて覚えてもらおうと思っていないよ」と言ってもらい、少し安心しました。
「一回目はアバウトに、あとは徐々にでいいからとにかくガツガツ聞いてきて」と言われました。

川上さま
インタビュアー

「川上さんが元気すぎてミーティングルームからの笑い声が気になることがある」みたいなことも研修で出ていましたが、あればどうなりました?(笑)

そうですね。そのコメントは先輩が書いてくれたのですが、上司からは「そういうのはそのままでいい。気にして個性をなくすことの方が心配だよ」と言ってくれました。

川上さま
インタビュアー

すごい上司ですね!
ところで川上さんにとって、『成長支援ワークショップ』はどういう意味がありましたか?

研修内で自己分析をしてあぶり出した内容を、「分析内容はその通りか、実際の日常の仕事ではどうなのか」を確認する場だったので、自分と相手が感じていることとの一致を確認できたので、本当によかったです。
そこで「上司や先輩方はちゃんと自分をみてくれている」という安心感も感じることができました。

川上さま

あと先ほど少しお話ししたことですが、先輩から「私は川上さんと考え方が似ているところがあるのでそう思うのだけど、川上さんは新しい指示が来たときにまずはできるだろうとポジティブに考えるのではないか。だからまずやってみて後で整理をして質問をする。最初にできないと思うとたくさん質問が出てくるかもしれないが、それも良し悪しあって、最初にあまり考えすぎると時間がかかりすぎることもある。だから要所要所で聞くことが大事。だから聞いてきたほうがいいよ」と言われて、安心しました。
「もっとガツガツいっていい」と確認できたので、よかったです。

川上さま
インタビュアー

それはよかったですね。普段仕事をしている中だとやはり「これでいいのかな」と思いながら仕事をしている部分はどうしても出てきますよね。それを職場ではっきりさせることでコミュニケーションが円滑になり、仕事が進むスピードが速くなるんですよね。
ワークショップの内容は現在仕事に活かされていますか?

はい。実は一昨日上司から資料作成の仕事が来ました。ワークショップの場で「たとえ相手が上司であっても、分からないことは聞きましょう」と言われていたので、その上司に「ちょっといいですか」と聞けてよかったです。
今までだと、後で先輩に聞こうと思っていたところでしたね。忙しい上司にも時と場合にもよりますが聞いていいのだと思えたのは私には大きかったです。今までは圧倒的な遠慮がありました。

川上さま
インタビュアー

それはすごい行動の変化ですね!上の立場の方にも躊躇がなくなったのは大きいですね。

はい。それはすごく大きいです!

川上さま

『新入社員研修 ロケットスタート!』と『新入社員フォロー研修 アクセラレイト!』をつなぐ『加速成長3原則』

インタビュアー

さて、川上さんは4月の『新入社員研修 ロケットスタート!』から10月の『新入社員フォロー研修 アクセラレイト!』と続けて受講していただきましたが、あらためて振り返って感想をお聞かせください。

4月の導入研修は、本当に社会人の基礎的な知識を体で覚えるものでしたよね。
あれは本当に助かりました。
ただ私にとっては10月の『新入社員フォロー研修 アクセラレイト!』の方がより意味があったと思います。
社内の人間では、こういうことはできませんよね。
ただ、10月の『新入社員フォロー研修 アクセラレイト!』も4月の研修と内容がつながっているから納得感がありました。

川上さま
インタビュアー

ありがとうございます。お話いただいたように、4月、10月の研修を貫くコンセプトは『加速成長3原則』ですよね。
弊社が調査研究にもとづき「活躍する新人とそうでない新人の違い」を分析して、活躍する新人がもつ要素をぎゅっと凝縮したものです。
導入研修『新入社員研修 ロケットスタート!』ではその『3原則』をしみ込ませ、そこから半年くらいして実際の仕事ぶりを『3原則』の観点でふりかえり、職場とより深くつながってもらうという一連のストーリーで2つの研修が成り立っています。

そうですね。実際に日々仕事をする上で大事なことを言葉にすると、あの『3原則』だなと思います。
いただいた『3原則』のカードは今も名刺入れに入れていますよ!
私は大学時代にカフェでアルバイトをしていたのですが、その当時印象のよさを褒めてもらっていたのです。
だから4月の導入研修で『3原則』を学んだとき、「あ、私は"周囲から受け入れられるための武器"が評価されていたんだな」など整理ができました。
その意味で、あのタイミングで『3原則』を教えてもらえたというのは意味があったと思います。

川上さま
インタビュアー

ありがとうございます。

『3原則』が仕事の質の良否を決める基準になる

そ「これって必要なことだな」と思っていても集約して言葉に落とし込むって難しいことですよね。
だから「これが大事」と整理された『3原則』はいいと思います。
社会人として必要なことを言葉にすると、仕事をしているとき、自分で「できている・できていない」が判断しやすくなりますからね。
例えば仕事の関係者から「この資料読みづらいよ」と言われたときに、「私の力が足りないから仕方ないよ」と思うのではなく「"相手側から見るメガネ"で見るとこういうこと」といった、自分が特にできていないことを判断する観点として使えると思います。

川上さま
インタビュアー

まさに私たちの設計の意図通り言葉にしていただいてありがとうございます。(笑)
川上さんのその言語化する力は素晴らしいですね。

ありがとうございます。特に「相手側から見る」というのが私にとっては大きいです。
今私はご出店者さまを15店舗担当しているので、ご出店者さまから「ああしてほしい・こうしてほしい」といういろいろな要望をいただきます。
学生のときは自分が中心になりがちですよね。
しかし、これを自社の観点で考えるのではなく、「ご出店者さま側の気持ちはどうなのだろう」「ご出店者さまからの要望に対して、当社として応えられることはないのだろうか」ということを考えるようにしています。これが仕事なのですよね。
またご出店いただいている店舗スタッフの方は忙しいので、いかに相手にとってわずらわしくないタイミングでやりとりするかを日々考えています。

川上さま
インタビュアー

すごく仕事場面で活かしていただいているのですね。提供した側としてもとても嬉しいです。

名刺が減ってくると『3原則』のカードがちらっとハジが見えている状態にして、度々思い出せるようにしています。

川上さま
インタビュアー

その活用の仕方はまた来年の新人達に紹介したいですね。
本日はありがとうございました。

日時:2015年12月4日

場所:株式会社西武プロパティーズ様

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受付時間:平日9:00~18:00

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